2023年1月30日

オートモーティブ展に、カーボン樹脂の部品を参考出品しました‼

カーボン樹脂にてロボットの爪を製作し、オートモーティブ展に参考出品いたしました。今回使用したカーボン樹脂はアルミと同等の強度でありながら重量が半分となり、面を滑らかに仕上げることもできるため、写真のような曲面形状のものも製作可能です。その他に、CO2排出低減、サビない、磁化しない、帯電しないといった特徴があります。

このサンプル品のもととなったロボットの爪はアルミ製で、カーボン樹脂に変更することで把持部を軽量化できます。この軽量化により、タクトタイムを短縮できる、ロボットのモーターを小型化できる、把持する物の重量を増やせる等の効果が見込まれます。

カーボン樹脂はアルミより高価な材料ですし、加工や設備面でアルミにはない苦労もあります。しかし、ロボット本体の能力向上には時間や費用を要しますが、爪の変更であれば驚くほど早く安く済ますことが可能です。

ニッキトライシステムは新しい材料や新しい加工方法に、日々チャレンジしています。
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